子どもから学ぶ、わんこの行動のヒミツ
「共に愛犬を育む」トリミングサロン
大阪府泉大津市にあるとりみんぐ処haloの代表、米良です。

あっという間に時が過ぎて、我が家の娘も11ヶ月になりました。
最近は、拍手をしたり、感情を豊かに表現したり、親のまねっこをしてみたり。
毎日がにぎやかで、楽しくて、目が離せません。
そんなある日、ちょっとした出来事がありました。ごはん中だったと思いますが、娘がふとこちらを見て、首をかしげたんです。
しかも上目遣いで。
それがもう、たまらなく可愛くて……!私も妻も「かわいいー!!」と声をそろえて大はしゃぎ(笑)
すると、娘はまた同じ仕草をしたんです。
それにまた私たちが「きゃーー!!」と大反応。
そしたらまたまたやるんです、同じことを。
このやりとり、実は行動分析学という考え方とピッタリ重なるんです。
たとえば、わんこがボールを拾って持ってきたとします。
それに対して「すごいね!」「いい子!」と声をかけたり、またボールを投げてあげたりする。
それが楽しかったら、わんこは「これをすると楽しいことが起こるんだ」と学んで、繰り返すようになるんです。
こうした「望ましい行動を強化する」という仕組み、娘の仕草にも当てはまっていたんですね。
でも実は、これは“いい行動”だけに限った話じゃありません。たとえば、飼い主さんが大好きなわんこ。
名前を呼ばれることや注目されることが「うれしい」と感じている場合――
もし、やってほしくない行動をしたときに「○○ダメ!」と名前を呼んでしまうと、それが逆に“ごほうび”になってしまうことがあるんです。
つまり、知らず知らずのうちに“その行動を強化”してしまっているんですね。
だからこそ、わんこの行動をよく観察すること、そして「どう接するか」を考えておくことがとても大切なんです。
私も娘にとっての“お手本”となるよう、日々学び、考えながら過ごしています。
わんことの暮らしも、子育ても、小さな気づきの積み重ねが大きな学びにつながっていくのかもしれませんね。
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