わんちゃんのシャンプー、どうしてる?プロのトリマーが教えるコツ

「共にわんこを育てる」トリミングサロン

大阪府泉大津市にあるとりみんぐ処haloの代表、米良です。

わんちゃんのお肌ってとてもデリケート。そんな話はもう皆さんご存じかもしれませんね。

「犬の皮膚は人の4分の1の薄さ」
「犬はアポクリン汗腺が多く、皮膚がアルカリ性に傾きやすい」

きっと、ネットで調べると色んな情報が出てきますよね。


では、そんな知識を踏まえたうえで、実際にお家でシャンプーをする時にどうすればいいのか
今日は、私のトリマーとしての経験を交えてお話しますね。


シャンプーの力加減、どうする?

「ゴシゴシ洗ったほうが汚れが落ちるの?」
「優しく洗わないとダメ?」

正直なところ、健康な皮膚のわんちゃんなら、多少しっかりめに洗っても問題は起こりにくいです。
とはいえ、ゴシゴシ力を入れればいいというわけではありません。

一番大切なのは、シャンプー剤選び。
どんなに優しく洗っても、シャンプーがその子に合っていないと肌トラブルの原因になることがあります。


プロの現場で感じた「シャンプー剤の違い」

私が働いてきた中で、シャンプー剤の違いで驚くほど皮膚トラブルの発生率が変わったんです。
私がずっと使っているのが、プロフェムのスキンケアシャンプー。

このシャンプー、実はトリマーである私たちの手荒れまで改善してくれたほど。
以前、動物病院で一緒に働いていた新人トリマーさんも「手が荒れなくなった!」と驚いていました。

ただ、こういった低刺激シャンプーは泡立ちが悪いことも…。
「ちゃんと汚れが落ちてるのかな?」と不安に感じることがあるかもしれません。

そんなときにおすすめなのが、2回洗いです!


シャンプーは2回がカギ!

1回目は、皮脂汚れをしっかり落とせるシャンプー(刺激が強すぎないもの)を使って、
2回目は、刺激の少ないシャンプーで優しく洗う。

この方法なら、泡立ちが良くなって汚れもスッキリ。
「うちの子、前回のシャンプーからけっこう時間がたってる…」という場合は、特におすすめです。


泡立て方がポイント!

シャンプーをそのまま背中にかけてゴシゴシ…はNG!


桶などでしっかり泡立ててから洗ってあげると、泡が汚れや皮脂を包み込んでくれます。

泡がもこもこの状態なら、毛の隙間までしっかり汚れが落ちやすいんです。


まとめ

  • シャンプー剤にこだわることが大切!
  • 健康な皮膚のわんちゃんなら、力加減は神経質になりすぎなくてOK。
  • シャンプーは2回洗いがおすすめ!
  • 泡立ててから洗うのがポイント!

「うちの子、シャンプー苦手…」という方も、ぜひ試してみてくださいね。
愛犬とのバスタイムがもっと楽しく、快適になりますように!

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