イヌ大学のイベントで感じた、わんちゃんと子どもたちの素敵な時間
先日、私が活動に参加しているイヌ大学のイベントに参加してきました。

イヌ大学は、将来のわんちゃんの飼い主となる子どもたちに向けた活動を行っています。
「わんちゃんと暮らしたい」と思ったときに、私たちプロが寄り添い、正しい知識やお世話の仕方を伝えることで、子どもたちがより豊かで幸せなペットライフを送れるようにしたい――。そんな想いからこの活動を続けています。
今回のイベントは、わんちゃんのお世話のお仕事体験。
参加費用は500円と、子どもたちのお小遣いでも参加できる金額にしています。
ですが、その500円も、子どもたちにとっては決して小さなお金ではありません。
「わんちゃんを迎えるということは、命を預かるということ」。
その責任の重さや、そこにかかるお金のことも、今回の体験を通して学んでほしいと考えています。
3人の女の子たちと一緒に
私が進行役を担当した午前の部には、小学1年生・3年生・4年生の女の子3人が参加してくれました。
お世話のお仕事は、次の3つ。
- 写真撮影
- 排泄物の処理
- わんちゃんと遊ぶ
そして、わんちゃんと接するときのルールとして、
歩いて行動すること
小さな声で話すこと
座って遊んだり、抱っこをすること
じっと待つこと
この4つを約束してもらったうえで、お仕事体験がスタートしました。
一生懸命なお世話に感動
最初のお仕事は、わんちゃんの「おトイレ出し」でした。

おしっこをしたら、おむつを交換。
順番にわんちゃんをトイレに連れて行き、そのあとはおやつをあげたり、一緒に遊んだりしながらお世話をしてもらいました。



3人とも本当にわんちゃんが大好きで、その気持ちが伝わってくるほど一生懸命に取り組んでくれました。
「自分も子どもの頃に、こんなイベントがあったら行きたかったなぁ」――そんな気持ちになりながら、彼女たちの姿を見守っていました。
実は、私も子どもの頃、野良犬を見かけるとつい近づいてしまい、親に止められていたような子でした。
だからこそ、彼女たちが楽しそうにわんちゃんと触れ合う姿がとても羨ましく、微笑ましかったです。
イベントを終えて
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後に一人ずつ感想を聞いてみると、
みんな「とても楽しかった!」と笑顔で話してくれました。

私たちがこの活動で大切にしているのは、まずは「わんちゃんと触れ合うことの楽しさ」を知ってもらうこと。
そのうえで、命への責任や、お金の大切さ、わんちゃんの健康や幸せを守るためにできることを、私たちプロが伝えていきたいと考えています。
今回のイベントを通して、私自身もとても勉強になりました。
普段、小学生と触れ合う機会はなかなかないので、彼女たちの明るさや素直さに、私の方がたくさんの力をもらえた気がします。
次回のイベントは夏を予定しています。
もっと多くの子どもたちに参加してもらい、わんちゃんと過ごす楽しさや大切さを感じてもらえる活動にしていきたいと思います。
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