犬に負担をかけないためのお約束
「ちょうどいいを一緒に考える」
大阪府泉大津市にある子犬からと高齢犬専門店とりみんぐ処haloの米良です
haloにはわんちゃんへのお約束があります。
- 爪を短く切らないよ。
- 不必要な肛門腺しぼりをしないよ。
- もつれを無理に取らないよ。
- 時々、休憩しようね。
- 一緒に遊ぼうね。
- 優しいブラシをするね。
なぜ、わんこに対しての約束なのか?
結論から言うと、私はわんこと友達になりたいからなんです。
トリマーを見て喜んでくれる・・・そんなトリミングサロンにしたいのです。
飼い主様とわんこの安心につながりますし、老犬になってもずっと穏やかにトリミングできるからです。
この約束と友達になるのと何が関係あるのか?って話ですよね。
トリミングって結構わんこに嫌われがちなんです。
そんな嫌われがちなトリミングと飼い主様の認識を少しづつ変えられたと思っています。
1.爪を短く切らないよ。
わんこはなぜ爪を切られるのか分からないのに、体を固定されて有無を言わさず切られますよね。
爪って犬にとっての情報器官です。
前足で危険かどうかを察知するわけです。
だから爪の近くは神経が集中しているし、とっても敏感なんです。
動物は自分にとって危険だと感じたものは命がけで阻止ようとします。
だから、爪切りが不快なものになってしまうと暴れたり、噛んだりしちゃうわけです。
そりゃそうですよね。
だから、haloでは爪は短く切りません。
飼い主様にはお散歩で削ってもらうか、トリミングの頻度を多くして頻繁なお手入れをお願いしてます。
2.不必要な肛門腺しぼりはしないよ。
肛門腺は自分自身で出すこともできます。
ウンチをする時に一緒に出すこともできますし、こすりつけて出すこともできます。
今の常識では必ず必要と言われていますが、そんなこともありません。
昔我が家で飼っていた柴犬は一度も肛門腺しぼりなんかしたことはありませんでした。
けど、破裂なんかしたことありません。
けど、たまに肛門腺を出せない子もいるのは事実です。
菌が入って炎症を起こす子もいます。
肛門腺しぼりも嫌がるリスクが高いので、その子にあわせて行うかを決めていく方が良いでしょう。
3.もつれを無理に取らないよ。
想像してください。
自分の髪の毛にガムが付いてしまって他の人に無理やりブラシで引っ張られる姿を・・・。
想像するだけでゾッとしますよね。
なので、私は痛みがでてしまうもつれ取りはしません。
飼い主様が長く伸ばしてほしいとおっしゃっても私はカットします。
それがhaloのわんこへの約束だからです。
かわいいカットをしたいのなら毎日ブラシをしましょう。(優しくね)
4.時々休憩しようね
わんこはトリミング中はずっと立ってたり、シャンプーしたり、爪切りをされたりしてます。
間にちょっと休憩して、リラックスしてもらいます。
5.一緒にあそぼうね。
haloは子犬から練習をしてからトリミングを行うようにしています。
遊ぶことはわんことの絆や信頼を深めることができます。
友達になるための大きな要因になります。
6.優しいブラシをするよ。
ブラシは金属製でできているものがほとんどです。
皮膚を傷めないように、痛みがないように優しいブラッシングを心がけてます。
中にはブラシが嫌いで興奮する子もいます。
お家やトリミングでもつれをブチブチ抜かれながらブラッシングされるとそうなります。
以上がわんこへのお約束です。
このお約束を破るようなトリミングはしません。
わんこに負担がかかるからです。
どう感じるかは人それぞれだと思います。
共感して頂けたら嬉しいです。