「トリミングが嫌いみたいなんです…」

「共に愛犬を育む」トリミングサロン

大阪府泉大津市にあるとりみんぐ処haloの代表、米良です。

「トリミングが嫌いみたいなんです…」

ある日、飼い主さんがふと口にしたその言葉。

私にとって、それは胸がギュッと締めつけられるような、何よりもショックな一言でした。

なぜなら、トリミングが嫌いということは——
もしかすると、私というトリマーのことも嫌いなのかもしれない。

そう思ってしまったからです。

「わんこに好かれるトリマーになりたい!」

それは、トリマーになったときからずっと変わらない、私の信念。


でも、その言葉で自信が崩れてしまいそうになりました。


どうして嫌われてしまったのか?

悩みながら、自分自身に問いかけ続けました。

答えは、私の中にありました。

わんこへの接し方、扱い方、道具の使い方。


どれも「わんこファースト」になっていなかったんです。

そこから私は変わる決意をしました。


たくさんのセミナーに足を運び

先輩トリマーから学び


行動分析の知識を活かした

“わんこに寄り添うトリミング”

を学び始めたんです。


トリミングの時間が「嫌なこと」から「楽しいこと」へ

それからは子犬の頃から少しずつ慣らす“慣らしトリミング”を導入。

すると、わんこたちの表情がどんどん変わっていきました。


緊張していた目が柔らかくなり、震えていた体がリラックスするようになったんです。

飼い主さんも嬉しそうに

「名残惜しそうにしてくれなくて、こっちが寂しいくらいです(笑)」と笑ってくれました。

その言葉が何より嬉しくて、私の原動力になりました。


わんこにとって本当に優しいトリミングとは?

haloでは、そんな経験を活かしながら、今も日々ブラッシュアップを続けています。

現在はさらに深い知識を得るために、青木愛弓先生に師事し、


行動学の視点から“トリミングの本当の優しさ”を学んでいます。


実は「トリミング嫌い」はサロンの中だけで生まれるものではありません

おうちでの無理なお手入れや、
わんこのサインを見逃したまま続けてしまうケアも原因のひとつ。

つまり、トリミングが嫌いになる前にすでに“お手入れが怖い"という記憶ができてしまっている

ケースも少なくありません。

だからこそ、私は思いました。


飼い主さんと一緒に、わんこと向き合える場所を

haloはただのトリミングサロンではなく、


飼い主さんとわんこが共に学び合える場所でありたいと思っています。

おうちでのお手入れのこと、

わんこの気持ちのこと、


小さなサインを見逃さないこと。

そんなひとつひとつの積み重ねが、


将来、困ることのない“優しい関係”をつくると信じています。


トリミングが“嫌なこと”ではなく、“楽しいこと”になるように。
haloは、そんな未来を飼い主さんと一緒に描いていきたいと思っています。

大阪 泉大津駅近くの古民家トリミングサロン 岸和田/和泉/貝塚/高石/忠岡/熊取