責任と使命を感じた日
ちょうどいいを一緒に考える。
大阪府泉大津市にある子犬からと高齢犬専門店とりみんぐ処haloの米良です。
今日はシロップちゃんと、ロンちゃんの飼い主さま同伴練習でした。
性格は全く違う2頭ですが、共通してるのはめちゃくちゃかわいいこと!
まぁ当たり前か(笑)
シロップちゃんはすごい勢いでトリミング室に入ってきてくれます。
今日は飼い主さまにごほうびをあげてもらいなからテーブルの上でブラシをしたり。足を触ったり。バリカンをしたり。の練習でした。
ラバーブラシでブラシをするだけでこんなに抜けた!
プラッキングと言って毛を抜いてお手入れをするタイプの犬種ですので、毛が抜けやすくなってるんですね。
飼い主さまはプラッキングをする意向は今のところはないとのことなので、普段はラバーブラシで抜いてあげることをオススメしました。
さっそく買いに行ってくださるとのこと。
素晴らしい行動力です。
しかし、余計な毛が抜けてシュッとしたシロップちゃんはワガママボディが更に強調されることに…。
ダイエット頑張るそうです(笑)
応援してますよー!
そして、ロンちゃんもテーブルの上での練習です。
ロンちゃんは爪切り(足を触られる)が苦手になってしまったようなので、それを克服するための練習を集中的に行いました。
動物病院で何度か爪切りをしていて、いざお家で爪切りをしようとしたら怒っちゃったらしいんですよね。
嫌いになった作業を克服するのってめっちゃ時間がかかるんです。
人にとってはたかが爪くらい大丈夫でしょって思うかもしれませんが、わんこにとっては命がけなくらい大変なことです。
そんな大げさな。って思うかもしれませんが、要するに爪切りが危険だと覚えたわけです。
動物たちは危険なものには寄り付きません。
防衛本能です。
できれば、社会化期に慣れておくことが将来においてプラスに繋がります。
私がなぜ子犬からの練習でトリミングを楽しい場所にしたいかというと、お年を召した時にも負担が減らせると考えているからです。
トリミングが嫌いだったら心拍数や血圧が上がったりすることで命のリスクが増します。
飼い主様にはそんな不安やお困りごとを考える事なく過ごしてほしいんです。
ロンちゃんの飼い主様とお話ししてわかったことなのですが、なぜこれまでトリミングサロンに通わなかったかというと、預けることに不安があったからなんだそうです。
ロンちゃんの同居犬の子はトリミングサロンに出されていた時期もあったそうなんです。
けれど、お迎えのお電話が遅い時があり、その説明がなかったそうなんです。
飼い主様としては不安になりますよね。
何かあったのかな?
トリミング室でどんな状態なのかな?
どんなことをされているのかな?
その不安があったから、ご自宅でのトリミングをし始めたそうです。
その言葉を聞いて、私はトリマーとしてすごく責任を感じました。
haloが今のトリミングのあり方を変えていくきっかけの1つになれるようにしよう。
改めて私の使命を感じた1日でした。