子犬の頃からトリミング練習をする重要性
ちょうどいいを一緒に考える。
大阪府泉大津市にある子犬からと高齢犬専門店内とりみんぐ処haloの米良です。
九州では梅雨明けが発表されたんだとか。
近畿地方も今週から来週には明けるのかもしれませんね。
体感ですが、あまり雨が降ってないような…。
今年の春はなんだか梅雨のようによく降った記憶があるのですが、気候が変わっていっているんでしょうかねぇ…。
さて、今日はカンカン照りな日でしたが、そんな暑い日もまるちゃんは来てくれました!
飼い主さまも、まるちゃんも暑い中来てくれてありがとうございます。
今日はそんなまるちゃんの練習風景を写真付きで、紹介していきましょう。
練習を始める前にじゃれ合ったり遊んだりします。
奥のスタンドドライヤーをONにして音と風が普通にある環境にしてます。
ラバーマットに乗ってほしいなぁ(笑)
遠ざかってる。ごほうびを見せびらかしてるの?
戻って来てくれました。
すかさずごほうびです。
足を触る練習をしたいので、いきなり触らずに触っても大丈夫だよーって言ってくれる所から触れていきます。
手を段々と下にずらして行って…
手で軽く握って、ごぼうび。
この後、シンクに入る練習もしてみました。
最初はちょっと緊張してたみたいだけど、最終的に落ち着いてごはんも食べてくれました。
まるちゃんとっても上手でしたね!
動画でも紹介してるので、ぜひご覧くださいね。https://youtu.be/UWkW1IRBopI?si=QZun14UTuyD54Ic2
まぁ、こんなに時間がかかることをしなくても、しようと思えばすぐにでもトリミングできるし、そっちの方がお金も稼げるのですが、私にはそれをしたくない理由があります。
私は長年経験してきたからこそトリミングを甘く見ていません。
お家で爪切りやシャンプーをしている方も多いかと思います。
やってはダメとは言いませんが、する時の様子はどんな感じですか?
ブラシを持ったら逃げてませんか?
爪切りをする時に歯を当てて来たりしませんか?
その蓄積がやばいです。
いつか我慢の限界で、思いっきり噛まれる可能性が高まります。
今、大丈夫だから…。
ではなく、そのいつかのために子犬の頃から少しずつの練習がめちゃくちゃ役立ちます。
家でできなくなった飼い主さまが行き着く先はトリミングサロンです。
しかし、トリミングサロンのスタッフも噛まれたくありませんし、わんこにケガをさせるリスクがあるので、お断りされるケースが多いです。
困り果てた最後には、
「動物病院で鎮静をかけてやってもらおう。」
鎮静はその場しのぎではできるのですが、お年を召すと肝臓や腎臓の数値が悪くなり、出来なくなることもあります。
そうなった時にどうする?ってことです。
決して、軽い気持ちでトリミングはオススメしません。
ご自分でするということでしたら、しっかり犬のことを勉強することから始めてみてください。
犬の触り方、骨格、爪の形、お肌のこと、しつけや行動学など…。
プロのトリマーでさえ、全て出来ているとはいえません。
私もこれから勉強したいことがたくさんあります。
わんこの世界は奥深くて、学びは尽きることはありません。
わんこの性格も千差万別です。
だからこそ、練習に通って欲しいです。
わんこが楽しくずっと楽しく通えるように。
飼い主さまが笑顔で通えるように。
わんこも人もちょうどよく暮らせるように。