シロップちゃんの飼い主様とトリミング練習。
ちょうどいいを一緒に考える。
大阪府泉大津市にある子犬からと高齢犬専門店とりみんぐ処haloの米良です。
みなさん、楽しいドッグライフを過ごしてますかー?
暑いので、なかなかドッグランやお出かけが出来ない方も多いかもしれませんね。
そんな時はプールなんかもいいですよね!
お水が大好きな子は運動にもなるし、楽しいしで最高の1日を過ごせそうです。
今日はジャックラッセルのシロップちゃんのトリミング練習の様子をお伝えしますが、シロップちゃんもプールに行ったりするみたいです。
先代の子より少し慎重なんだとか。
元気で怖い物知らずのようなシロップちゃんですが、想像すると可愛すぎます。
さて、今回のトリミングの練習は飼い主さまも一緒でした。
どんな練習をしたかと言いますと、ドライヤーの音と風をあてながらブラシを気にせずにできるような練習です。
シロップちゃんは全く気にしてません(笑)
やり方を間違えると、ドライヤーの風や音に対して不快感情にしてしまうとその他の行為も関連して不快になる可能性があります。
そりゃあそうですよね。
私たち人間も周の環境が良くなければ、何をしても結果として嫌だったなぁという記憶と経験が残りますよね。
その積み重ねがトリミング嫌いにも繋がってしまいます。
だから、一步ずつ。少しずつ慣れることからです。
ブラシなどの道具嫌いの例の1つとしては、子犬を迎えて気合いの入った飼い主さまにありがちな、ブラシを買ってすぐに使ってしまうという行為。
え?すぐに使っちゃだめなの?
って思いますよね。
使うには使うのですが、すぐにブラシをしようとはしない方が良いという意味です。
ブラシ買った理由が「抜け毛を取りたい」とか「もつれを取りたい」だったりすると思うのですが、そのゴールを一気にクリアしようとしてしまうのです。
まずはブラシ自体に良い印象を持たせてあげる、体に当てるだけにするなど、小さな刺激を与えていくことが大切です。
ゴールを焦ると、飼い主さま自身が焦ってしまって愛犬に「じっとしてて!」なんて怒ってしまうこともあります。
わんこにとってはじっとする意味がわかりませんよね。
ブラシやその他の道具は必要になった時に用意するのではなく、子犬を迎える前に準備しておき、少しずつ慣れさせておいてあげてくださいね。
話が逸れてしまいましたが、今回のシロップちゃんは
・ドライヤーの風と音を感じつつブラシを当てられる練習。
・テーブルの上で足裏のバリカンをする練習。
を行いました。
結果とては素晴らしいの一言です。
飼い主さまにごほうびをあげてもらいながら、楽しい気分で練習が出来ました。
やはり飼い主さまに愛犬の様子を見て頂くのは大きな意義があると感じました。
まず、安心ができること。
愛犬の苦手なことや得意なことが再確認できること。
飼い主さまが楽しそうならわんこも楽しくなること。
飼い主さまと一緒にトリミングの練習をするなんて私自身も初めての試みですので、勉強させられることもたくさんです。
haloを開業してまだ1ヶ月ほどですが、やってみて本当に良かったと心から思っています。
飼い主さまが本当に安心できるってどういうことだろう?
わんこがトリマーを大好きになってくれるにはどうすればいいのかな?
そんなことを考えた結果がhaloの開業でした。
トリミングサロンの中ではかなり異端です。
しかし、これからのトリミングのあり方を変えていけるきっかけになればと思っていますし、少しでも飼い主様とわんこが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです。
「楽しいトリミングを当たり前に。」
では、また。