心に寄り添うトリミング(エンゼルケア)
ちょうどいいを一緒に考える。
みなさんこんにちは。とりみんぐ処haloの米良です。
今日は、学びの友でもあり先輩でもあるトリマーさんがhaloに遊びに来てくれました!
大阪の四條畷でyabbi(ヤッビー)というドッグサロンを経営されている青山美姫さんという方です。
実はトリミングの専門学校(ロイヤルグルーミング学院)の1年上の先輩です。
学校では、ほとんど話すこともなかったのですが、10年以上経ったあるセミナーでまた出会うことになり学びの友として色々と頼らせてもらっています。
とても明るく、素敵な方で勉強家です。
長い間、トリミングサロンの経営をしてきた彼女ですが、一昨年ほど前から新しい挑戦を始めています。
それはエンゼルケアに特化したサービスの提供です。
エンゼルケアとは亡くなったわんちゃんをキレイにお手入れして天国に送るトリミングです。
病気やご高齢になると負担になる可能性があるため獣医師さんからトリミングを止められるケースも多くあります。
飼い主さんはお家でできる範囲のことをしてあげるのですが、やはりカットや細部のお手入れはプロでないと上手くはできないものです。
そして、そのままトリミングに連れて行けず、お別れをしなければならないことも多くあるのです。
長い間連れ添ってくれた愛犬は毛や爪も伸びもつれやおしっこで汚れてしまっている・・・。
飼い主としてはやっぱりキレイにしてあげたいって思いますし、亡くなる直前までトリミングが通えていたとしても、キレイにして送ってあげたいという気持ちもあります。
そんな飼い主さまの気持ちに寄り添いながらトリミングをするのがエンゼルケアです。
悲しみを一人では抱えきれず、ペットロスになってしまう方もいらっしゃいます。
そんな時に話しを聞いてくれたり、何より愛犬をキレイにして、しっかりお別れを言えると言うのは気持ちの整理にもとても良いことだと思います。
実際に受けた飼い主さまはとても喜んでくださったと青山さんはおっしゃっていました。
飼い主さまとわんこの気持ちを寄り添うことができるエンゼルケアはとても素晴らしいトリミングですし、これもひとつのトリミングのあり方だと思います。
トリミングはわんこをキレイにするだけではなく、飼い主さまの心もすっきりできる素晴らしい仕事だと再確認できた1日でした。