専門学校で講師をし始めました。

「ちょうどいいを一緒に考える。」

大阪府泉大津市にある子犬からと高齢犬専門店とりみんぐ処haloの代表、米良です。

今月からトリミング学校で非常勤講師として働き始めました。

常勤講師の方々の補助かと思いきや、生徒にガッツリ教えてます(笑)

しかし、改めて人に教えるというのはやはり難しいものだなと感じます。

まず、前提として人に教えれられる知識と技術を持ち合わせていることが必要となりますよね。

普通は自分より知識や経験が少ない人に教えてもらおうとは思いません。

ということはそのプレッシャーが肩に乗っかってくるわけです。

そしてその知識や技術をしっかりと伝えられる力も必要になります。

ん〜・・・私につとまるのだろうか・・・。

しかし、弱音を吐いているわけにはいきません。

生徒たちにとって先生という立場になったのならば、彼らの将来の責任も追うことになるわけですから。

トリマーという職業は正直、誰もが続けられる職業ではないことは確かです。

しかし、なろうと思えば割と簡単になることもできるのもまたこの職業。

というのも、トリマーの専門学校はたくさんありますが、その多くが入学試験のハードルが低いので入学するのが簡単です。

要するにあまり勉強できなくても入れます。

だから、やることが見つからずにとりあえずペットが好きだからという理由で入ることも多いでしょう。

その動機が決して悪いわけではないですが、その理由だけだと入ってからの目標が無くなって辛くなってしまうこともあります。

だから、これからトリマーの学校に行こうと思っている方は、まずこれを考えてみてください。

「どんなトリマーになりたいのか?」

私が入学当時にみんなの前で行った自己紹介は「犬に好かれるトリマーになる」でした。

そんなん簡単でしょ。

って思うでしょ?

実はトリマーが犬に好かれるのって難しいんですよ。

だって犬に嫌なことばっかりするもん(笑)

「きれいにしてるんだから我慢しなさい」って犬に対して思っちゃうかもしれないけど、

それって犬にとってみたら意味わかんないですよね。

だから私は犬への扱いや、嫌いになりがちなお手入れをどうすれば少しでも負担を少なくしてあげられるか。ということをずっと考え、研究しながらトリミングを行ってきました。

それもこれも犬に好かれるトリマーになるためです。

しっかりとした理想像を持っていると道を見失わずに進むことができるのです。

先ほど、トリマーは誰もが続けられる職業ではないと書きましたが、その理由についても少しお話していきましょう。

トリマーというのは理想と現実のギャップが大きい職業です。

人との関わりが苦手でこの職業を選んだという生徒もたくさんいるはずです。

ですが、トリマーはその真逆!

飼い主様に信頼してもらうためにめちゃくちゃコミュニケーションが必要になります。

ほとんどのトリミングサロンは預かってトリミングしますよね。

となると飼い主様とのお話をする時間は「預かる前」と「お返しの時」だけになります。

その短い時間の中で、大切な犬を預けられる人間かどうかを見られるわけです。

技術職でもありサービス業でもあるというわけです。

だから、飼い主様とたくさん話して関係性を良くしていくことが大切になるわけです。

いくら、犬に好かれていても飼い主様に好かれなければ連れてきてはくれません。

結局は飼い主様次第になるからです。

だからといって、人と話すのが苦手だなーって思って諦めるのは非常にもったいない。

私も当時は赤面症で人と話すのが不得意でしたが、今は飼い主様とペラペラ話しまくってます。

専門学校に入ってからも人生は長い!

バイトやイベントなどに参加して人との交流を深めていってください。

そうすればきっと人と話すのが楽しくなってきますよ。

私はこれからのペットと人との未来をより良いものにしたいと思っています。

だから次世代のトリマーたちの指導をしようと思い立ちましたし、子犬からのトリミングを行っているわけです。

誰かが無理を強いられるのではなく、「ちょうどいい」が見つかるような活動を続けていきたいのです。

そうそう!

ついに我が娘が寝返りをしたんです。

子供の成長はほんとに早いですね。

私の教える生徒たちも若い子ばかり。

成長が楽しみです。

もちろん私も成長していけるよう邁進致します!

大阪 泉大津駅近くの古民家トリミングサロン 岸和田/和泉/貝塚/高石/忠岡/熊取

PR