【世紀の大発明!?】体力無限の子犬を満足させる「全自動遊び装置」をDIYしてみた話 | 泉大津の子犬・ファーストトリミングなら|とりみんぐ処halo|動物病院経験を活かした「トリミング準備レッスン」

【世紀の大発明!?】体力無限の子犬を満足させる「全自動遊び装置」をDIYしてみた話

みなさん、こんにちは。とりみんぐ処haloの米良です。

今日はいつもみたいな「行動分析学が〜」とか「ご褒美のタイミングが〜」といった 真面目な小難しいお話は一旦お休みして、私の「天才的なひらめきとDIYの軌跡」という、 壮大なドキュメンタリーをお届けしたいと思います。

ことの発端は、サロンに遊びに来てくれるパピー(子犬)たちの存在でした。

子犬の体力って、本当にすごいですよね。
まるで背中に最新型の超小型原子力バッテリーでも積んでいるんじゃないかと思うくらい、 休むことなく動き回ります。「遊ぼう!ねぇ遊ぼう!わーい!わーい!」と キラキラした瞳で見つめられると、ついつい無限に相手をしてあげたくなります。

できることなら、わんこがいつでも楽しい空間にしてあげたい。
しかし、悲しいかな。私にはトリミングという大切なお仕事があり、 手が2本しかありません。分身の術もまだ習得できていません。

「私がずっと遊んであげられない間も、わんこが一人で熱狂できる何か良い方法はないか…?」

腕を組み、眉間にシワを寄せて悩むこと数十分。
エジソンが電球を閃いた時のような、スティーブ・ジョブズがiPhoneを思いついた時のような、 雷に打たれたような衝撃が私に走りました。

「うーん・・・そうだ!!!アレを作ればいいんだ!!!」

🐾 プロジェクトA(遊び)始動。材料の調達

思い立ったら即行動。私はサロンの中を見渡し、あるモノに目をつけました。

愛用しているシザーケース
まずは私の愛用している仕事道具、シザーケース(ハサミ入れ)を用意します。

商売道具であるシザーケース。トリマーの魂とも言えるアイテムです。
しかし、未来のわんこたちの笑顔のためなら、これくらいの犠牲は厭いません。
私は無慈悲にも(※ワンタッチで)、このシザーケースの肩にかけるひも(ショルダーベルト)を外しました。

シザーケースの紐を外す
カチャッ。さらばシザーケース。君の紐は今日から「魅惑のバンジーロープ」として第二の人生を歩むんだ…!(※金具で外しただけなので、仕事が始まったら秒で元に戻します。完全に無傷です。)

そして、外した紐の先の留め具(ナスカン)の部分に、 わんこが大好きなぬいぐるみのおもちゃをガチャン!と装着します。
紐の両端に金具がついているという、このシザーケースの構造が奇跡的に役立ちました。

留具におもちゃを装着
カチッ。完璧なフィット感。まるでこの日のために作られた規格のようです。

🐾 建築家・米良、天井に挑む

おもちゃ側の準備は整いました。次は「環境」の構築です。
私は脚立を持ち出し、サロンの天井を見上げました。

天井にフックを取り付ける準備
狙いを定めて……。
天井にフックを装着
グサッ!クルクルクル……。天井にフックをねじ込みます。

トリマーなのに、まるで日曜大工の職人のような手付きでフックを装着。
もしかしたら私、建築関係の才能も開花させてしまったかもしれません。
(※店舗の天井なので自己責任でやっております)

そして、先ほどおもちゃを装着したシザーケースの紐のもう片方を、 この天井のフックに引っ掛けます。

天井のフックに紐をかける
おもちゃが宙を舞う瞬間。

さあ、ついに完成です!
名付けて、「全自動遊び装置(アナログ)」!!

完成した全自動遊び装置
どうですか、この神々しい姿。宙に浮くおもちゃ。まさに最高の出来栄えです。

🐾 いざ実証実験!果たしてパピーの反応は…?

見た目は「紐でおもちゃを吊るしただけ」に見えるかもしれませんが、 問題は「わんこがこれで遊んでくれるかどうか」です。

さっそく、体力を持て余しているパピーちゃんを投入してみましょう。
果たして結果は……?

おもちゃに気づくパピー
「ん?なんだこれ?空飛ぶウサギさん…?」
おもちゃに飛びつくパピー
「とぉっ!!捕まえた!!」
夢中で遊ぶパピー
「うおおおお!離すもんかー!!ブンブンブン!!」

めっちゃ遊んどるーーー!!!

紐の伸縮性とおもちゃの重さが絶妙なバランスを生み出し、 引っ張って離すと「ビヨンッ!」と予測不能な動きをするのがたまらないようです。
一人で延々とジャンプし、引っ張り、ステップを踏んで大興奮しています。

これは素晴らしい!!まさに世紀の大発明です。
今すぐ特許庁に行って、実用新案の申請をしてこようかと思います。(※しません)

🐾 (一応)プロとして真面目な解説をします

さて、ここまで大げさにふざけて書いてきましたが(笑)、 実はこの「一人遊びの環境作り」って、子犬を育てる上でとーーーっても大切なんです。

💡 体力を削ることは、平和への第一歩

体力が有り余っている子犬は、どうしてもエネルギーの矛先を「いたずら」に向けてしまいます。家具を噛んだり、飼い主さんの手足にじゃれ噛みしたり、無駄吠えをしたり…。
でも、こうやって一人で熱中できるおもちゃ環境(専門用語で環境エンリッチメントと言います)を作って「正しい方法」で体力を削ってあげると、犬自身も欲求が満たされて満足し、コテンと寝てくれます。結果的にいたずらが減るんです!

そして何より、トリマーとしての最大のメリットが、
「しっかり遊んで疲れてくれた子は、お手入れがしやすい!」ということ。

「サロンは楽しい場所だ」と覚えてくれるのはもちろん、適度に疲労感があることで、 その後のブラッシングやシャンプーの時に、無駄に暴れることなくリラックスしてくれます。

「ただ紐で吊るしただけ」のおもちゃですが、わんこの心を満たし、 飼い主さんの育児ストレスを減らし、トリミングまでスムーズにしてくれるという、 実は一石三鳥のすごいシステムなんですよ。(自画自賛)

🐾 おわりに

いかがでしたでしょうか、米良式・全自動遊び装置。

「うちも手が離せない時、構ってアピールがすごくて…」とお悩みの飼い主さま。 天井に穴を開ける勇気と、使っていないシザーケースの紐さえあれば、 あなたのお家もたちまち夢の遊び場に早変わりします。

満足げなパピーと装置
「これ最高だワン。もっと引っ張るワン。」

一家に一台、どうですか?(笑)

(※天井に穴を開ける際は、ご家族の許可と賃貸契約書の確認を忘れずに!)

これからも、行動分析学のような真面目なアプローチはもちろん、 こうした「ちょっとした工夫とアイデア」で、わんこたちが笑顔で過ごせるサロンを 作っていきたいと思います!

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