こんにちは!
とりみんぐ処haloの米良です。
ドッグカフェで、足元で静かにフセをして待っているわんこ。
トリミングサロンで、落ち着いてハサミを入れさせてくれるわんこ。
そんな姿を見て、周りの人はよくこう言います。
「本当に賢い子ですねー!」
「元からお利口さんで羨ましいです!」
もちろん、褒められるのは嬉しいこと。
でも、飼い主さまの心の奥には、少しだけ「モヤッ」とする気持ちがありませんか?(笑)
1. 「元から賢い」で片付けないでほしい
はっきり言います。
生まれつき、カフェのルールやトリミングの我慢を知っている犬なんていません。
「賢い子」という一言で片付けられてしまうその落ち着きは、
決して、犬が元から持っていた才能だけではないんです。
見えないところにある「汗と涙」
「賢いね」と評価される裏側には、周りからは見えない、飼い主さまの途方もない努力と苦労が隠れています。
2. お金も、時間も、手間もかけている
その「お利口なわんこ」の飼い主さまは、裏でどれだけのことをしてきたでしょうか。
一番大切な「社会化期」を逃さないように、情報を必死に集める。
犬の幼稚園やしつけ教室を探し、安くない月謝を払い、送迎の時間を捻出する。
そして、トリミングでも嫌な思いをさせないために、
haloのような「準備レッスン」から始める、手間の掛かるサロンをわざわざ選んで通ってくださっている。
「時間・お金・愛情」の結晶なんです。
だから、「元から賢くていいね」なんて言われると、
「いやいや、ここまで来るのにどれだけ大変だったか!」と言いたくなるのは当然です。
3. プロとして、その努力を讃えたい
僕は、プロのトリマーとして、飼い主さまのその努力を心から尊敬しています。
時間とお金をかけて、愛犬の「心」を育ててくれたこと。
そのおかげで、僕たちはわんこに負担をかけることなく、笑顔でトリミングができています。
それは、一生モノのプレゼント
飼い主さまがかけてくれた手間暇は、わんこにとって一番の財産です。
シニアになって病院やサロンにお世話になる時、その「慣れ」が、わんこ自身の命と心を守ってくれるからです。
4. これから頑張るご家族さまへ
もし今、カフェで吠えちゃったり、サロンを嫌がったりして、
「よその子は賢いのに…」と落ち込んでいる方がいたら、安心してください。
あのお利口なわんこたちも、最初から完璧だったわけではありません。
飼い主さまと一緒に、少しずつステップアップしてきた結果なんです。
焦らなくて大丈夫です。今日からまた一緒に、ゆっくり歩幅を合わせていきましょう。
そして、すでに頑張ってきた飼い主さま。
胸を張ってください。あなたのわんこが「賢い」のは、あなたが「最高のご家族」だからです!
